開発プロジェクトを成功させるためには、管理しなければいけない対象がいくつかあります。その中でも特に重要な項目として挙げられるのが、「進捗管理」「品質管理」「課題管理」「変更管理」「リスク管理」です。プロジェクトを計画通りに進めていくためには、これらの管理ポイントを押さえておくことが大切です。管理作業はとても大変ですが、コンサルティングサービスの活用によって円滑に進めることができます。
担当者の作業状況を把握し、その中にある課題を理解して管理者と担当者で作業を調整するために必要です。
進捗をしっかり管理することで、プロジェクト計画時に立てたスケジュールと実際の作業状況の間にズレがないか把握し、必要に応じてスケジュールの変更や作業の見直しを行います。
プロジェクトにおける活動結果の品質を確保し、さらなる質の向上を目指すために必要な管理です。事前に品質基準を定めておき、その基準に沿ってレビューし、問題があれば改善を促します。顧客満足度の向上に繋がる大事なプロセスとなります。
プロジェクトに影響を及ぼす問題に対して解決しなければいけない課題を把握し、関係者間で共有し、合意に至った内容をタスク化したうえで完了するまでの過程を管理するために必要です。課題内容とともに経緯や検討結果を記録することも重要です。また、課題管理の大きさに応じたエスカレーションルール、課題解決対応者・対応時期を明確化しておくことが、課題の早期解決への近道となります。
承認し作成された成果物に対して仕様変更等の変更依頼があった際に、スケジュール・コスト・品質を考慮したうえで、対応可否を判断するために必要となります。変更計画の立案を指示して実行するまでのプロセスを一貫して管理し、適切なマネジメントを行うことで、全てのアウトプット間の整合性を担保していきます。
将来、プロジェクトの目標達成に影響を及ぼす可能性のある要因に対して適切な対応策を打ち、リスクを回避・軽減するためにも必要です。プロジェクトの難易度が高ければ高いほど、非常に重要な管理といえます。
これらの管理作業はとても大変ですが、様々なサポートツールやサービスが存在しますので、ぜひ業務の効率アップにお役立てください。
プロジェクト管理やマネジメント支援のアドバイザリ・コンサルティングを行っている弊社では、PMO支援やRFP 作成など、お客様の立場に立ったサービスをご提供しております。また、システム開発やパッケージ導入といったITコンサルティング、業務改革やアウトソーシングといったビジネスプロセス・コンサルティングも行っています。プロジェクト管理や業務改善などにお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。